バロック木管楽器製作家の日常

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zoom RSS 夏になりました。

<<   作成日時 : 2015/05/15 09:41   >>

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肌寒かった春が季節はずれの台風と共に通り過ぎたようです。
 先日、農園の田圃も無事に田植えが済みました。
それと共に楽器製作もだんだんと活発になりつつありますが、
今日は4−5月に仕上げているトラヴェルソをご紹介いたします。

今回の復刻楽器のモデルはパリコンセルヴァトワールに所在する
ル・ロマンのイニシャルL.R.Hotteterreが刻印されたオトテールの
トラヴェルソで、キャップとバレルは美しい桜材、胴部はこれまた美しい
縮み杢が浮き出たメープル材から製作しています。酸によるブラウン
染色で一層その美しさが引き立っていると思います。
オリジナルは400Hzぐらいのピッチですが、今回は歌口を小さめに
仕上げ392Hzの18世紀ヴェルサイユが採用していたピッチに調律
しています。

また、もう一つのモデルはアントワーヌ・デレラブレで、オリジナルは
オクスフォードのベイト・コレクションに所在するものです。
もともとはパリの工房で作られたものでピッチもラの音が399Hzと
現代の音よりもひくく、18世紀のパリのピッチとなっています。
このモデルでは現代のバロックピッチの415Hzでも演奏が楽しめる
ように、右手管の替え管を供えています。415Hzの替え管もとても
バランスが゜良く調律できましたのでこのセットがあれば演奏曲や
その作曲された年代により楽器のピッチを使い分けて演奏することが、
可能です。この楽器は総メープル製ですが、やはりブラウンに染色
していますので大変美しい木目の模様が楽しめます。


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